2013.08.05 Monday 09:40

御干菓子

和三盆を売り出し中です。

本願寺の紋入り

大谷本廟と西本願寺の売店でも購入できます。


2011.07.19 Tuesday 21:16

pino

昔は宝石箱

そして・ レディボーデンに続き

大好きなアイスクリーム

pino

2011071818490000.jpg

むっかしからあると思っていましたが

2011071818490001.jpg

35周年だそうです・・・

1976年生まれですってよー 


親近感があります。。。

昔は ¥100 で  (今はもっと安くで売ってるけど)

まあまあ高価なアイスクリームだったよう。

訳のわからない優越感です・

中のようじ?がいろんな色と形してましたよねー

子供の頃このようじ集めてました


6個てすくなっ、、

と以前は思っていましたが

少な・いようでちょうどいい量

もうちょっと食べたいな・ と思わせる

にくい奴


数量限定でマロン味 

はーじーめました〜 

2011071818470000.jpg

蒸し暑い夏の夜に

あなたもおひとついかがですか?


決して森永のまわしものではありません。




アイスクリーム

万歳!

2011.06.27 Monday 10:56

練羊羹 「夜の梅」 Part 2

蒸し暑い日が続いておりますが

やっと羊羹一本、ひとりで完食しました。

だいぶ長い時間かかりましたけど

平均的なスピードよりはだいぶ早いと思います。

羊羹が本当にお好きな方は

一日で一本食べれるそうですが 

(今まで出会った中で、2人もおられました)

それはカラダを壊してしまいますよ

さて、本題

パート1からの続きですが

映画や小説にもよく登場して 

なんらかの「贅沢」を表現している「練羊羹」

ある程度 「評価」が定まっていると見受けられます。
(これは すごいことだと思います)

嗜好品である以上 好き嫌いは必ずあるとは思いますが

誰もが 「ああ、羊羹はね・・・」と 感想を持っているくらい

すでに そこら中で「評価」されています。

それが「歴史」そのものなんですが

そこが「難しさ」でもあります。

人生の大半 羊羹つくりに携わった職人さんとかが

その時代の趣向や 原材料の特性などを見極め

何世代にもわたって 試行錯誤を繰り返して 

長い時間をかけて 「微調整」を施し続けているわけです。

オリンピックの「100メートル走」と同じで

同じ100メートルを走っていること自体は変わらないけれど

50年前と比べて 記録は少しずつ更新されています。

その背景には 走るフォーム・シューズやウェア・人体的な栄養学など

ありとあらゆる研究を積み重ねて

また、一緒に競技するライバルや 追い風など「時の運」も関係して

0コンマ何秒が削られて 記録が塗り替えられていく・・・

まさしく「歴史の積み重ね」と言えると思います。


私自身、「松風」や「御供物」もこの要素を含んでいると考えていて

このジャンルに関して 私の代で 

「0コンマ何秒を削れる」ような方法や思想を確立して

それを伝えていくことを目標としています。

また次の世代が そのときの環境の中で ベストを尽くして 

それと真摯に向き合ってくれるように・・・

ふと立ち止まって

「歴史」の奥深さに 想いを馳せてしまうときがあります


2011.06.01 Wednesday 18:22

練羊羹 「夜の梅」

高田 郁
幻冬舎
(2009-06)
コメント:物語は、江戸時代の大阪を舞台にした心温まるヒューマンドラマです。自分も和菓子店を立ち上げるにあたって、非常にモチベーションをあげることができました。史実はともかく、練羊羹を考案されたプロセスは相当調べられていて、いち菓子屋として大変興味深い内容です。

我々業界の史実としては

「練羊羹」は 総本家駿河屋 六代目 岡本善右衛門が

苦心の末 完成させたとなっておりますが

ここでご紹介する本には

「糸寒天」の考案と「練羊羹」の開発物語が

ドラマティックに かなり深く描かれております

現在 練羊羹のキングとも言える「夜の梅」は 

総本家駿河屋 と とらや のみ

その銘を冠しておられます


本ブログテーマ 「京の御菓子」に

定義できるかどうか微妙ですが

とらやも総本家駿河屋も発祥が京都ということで・・・

10日ほど前に 頂モノで手に入れました

写真はありませんが

伝家の宝刀 とらや謹製 練羊羹 「夜の梅」 

中型サイズ お値段 1533円 也

を 私一人で少しずついただいております。

ダウンタウンの松本氏が あるTV番組の発言

「ボクは 進物には とらやの羊羹 を選ぶ

あの包装と ズッシリと重たいのがいい」

という内容でしたが 確かに重いです・・・


映画 「男たちのヤマト」の中でも

反町隆史氏が演じる上官が

とらやの「夜の梅」を 部下にあげて

「皆で分ければ お前の株もあがるじゃろ」

という内容の台詞がありました

それほど 練羊羹=夜の梅 は 画期的な発明で 

日本人に愛されてきた一品だといえます

パート2へ続く・・・


2011.03.23 Wednesday 00:47

亀屋伊織の仕事

山田 和市
淡交社
¥ 1,575
(2011-02-11)
コメント:御干菓子ひとすじ幾百年、謎多き(!?)亀屋伊織さんのお仕事を垣間見せて下さいます。菓子屋仲間が見ても、大変興味深い内容です。お茶を嗜んでいる方や京都の御菓子が好きな方、特にオススメ致します。

いつも、何かとお世話になっている大先輩・山田和市さんの著書です。

「歴史」の重みと有難みは常日頃から痛感しているところですが、

改めて私自身も刺激を受けました。

私共も、御干菓子を扱ってはまいりましたが、

お寺の御供物としてのものが中心で

茶道との絡みは薄かったと思います。

何が違うのかと申しますと、打ち方が全く違います。

ザクッと大雑把に説明しますと

お茶席の御干菓子は あくまで脇役で

口溶けや色合い、季節感など

主役であるお茶が引き立つように研究されてきました。

御供物としての御干菓子は、親指の爪くらいの大きさの落雁を

一尺七寸(約50センチ)とかの高さに積み上げていきますから、

口溶けを無視して強く打ち込まないと、積み上げられません・・・

電気のない時代から、昼間でも暗いお寺の本堂に飾られていましたし

お仏壇自体も、相当ハッキリとした大陸的な色使いなので

それに合うように、御干菓子の色目もかなり濃いめです。

根本的に生い立ちが違いますね・・・

いつか 「本願寺の御供物」みたいな本が出せるくらい

自分の仕事を確立して整理していきたいものです。

和市さん、ご丁寧にありがとうございました。

ずっと大事にさせていただきます。


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