2013.03.25 Monday 14:21

御供物 松風

 「松風」も 浄土真宗本願寺派の御供物として お供えされます

まずは 写真です

右に置いてあるのは サイズ比較のためのCDジャケットです

「松風」を「御供物」にすると このようになるわけです

 すごくニッチな話なんですが 

実は 過去に例のない写真です
(松風の御供物をやった人自体が多くないので・・・)

 浄土真宗本願寺派 「松風」の御供物史上 

最大のもの と 最小のもの を同時に並べたもので

大きい方は 高さ 2尺 (約60臓

小さい方は 高さ 6寸 (約18臓法 ,任


 ちなみに 御本山での御正忌報恩講でお供えされる

「松風」の御供物は 1尺7寸(約51臓砲任垢ら

2尺となると それよりも2まわりくらい大きいものになります
(製作も かなり手間がかかりましたケド・・・

 ただ 「松風」の御供物も 例にもれず

お供えをして 法要が終わって 御供物を下ろすと

松風は 切り口から乾燥しやすく 

風味もかなり抜けてしまっています

「松風」ですから そのような状態で口にしても

もちろん 人体に害はないのですが

「食べ物」として 美味しいかどうかと問われると・・・

やはり 松風の「食べ頃」ではないと言えます


御菓子として 「松風」は 

乾燥して風味がとぶのを 極力防ぐため

丸形のまま 切り口が空気に触れないようにして

少しでも 長い間 松風の本来の風味を維持できるようにと

改善を試みたのが 「三木都 松風」 であるわけです

                                    直径約7cm弱です

 
ただ 「松風」にずっと携わってきて感じ取れることですが

直径45造梁腓な丸型で焼き上げて 短冊状に切り分ける

というのが 代々継承されてきた松風の製法で

「松風」の特性を考えれば 非常に合理的な方法ともいえます


「松風」道 というのがあるとすれば 

誰かが教えてくれるわけでもなく

何かの製菓本などに 記述されているものでもなく

もちろん インターネットにも記載されているはずもなく

父から聞いていた昔話と 自分の実体験を基本に 

未来へ向けて「松風」をどうしていくべきか という自問自答によって 

すべての決断・判断をしていかなければなりません


たかが菓子 されど菓子


「ものづくり」には 実行動によって 

自らが体得しなければ 感じ得ない領域

が必ずあると思います


 「ものづくり」の世界だけでなく

その人の継続的な研鑽によって 

表現し得た「感性」を 感じ取ることができる 

製品やサービス に出会えると

私は 「購入」してしまいます


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