2012.04.12 Thursday 00:59

御供物とは!?

御供物 − おくもつ  とは

「おそなえもの」と読むこともできます

お仏壇にお供えするもの ということで

一般家庭のお仏壇では お仏飯であったり

和菓子の落雁であったり お饅頭であったり

地域・宗派によって いろいろな風習・文化があると思いますが

「浄土真宗本願寺派の御供物」といえば

これらのことです

西本願寺や西大谷に よく参拝される方でしたら

はいはい そういえばあるなぁ・・・

と御覧になった記憶があるかもしれません

初めて御覧になる方へ

すべて「食べもの」で できています

本願寺出版社
「浄土真宗本願寺派 法式規範(改訂版)」 P52〜

から引用致しますと

「供物は、仏前に供える餅・菓子・果物などをいう。

供物には種々のものがあるが、本山では主として次の物を供える。

鏡餅(橙、譲葉を添える)、小餅(華束”けそく”ともいう)、落雁、

羊羹、紅梅糖(餅米で作ったもの)、山吹(山吹色の団子)、

銀杏、紅餅、州浜(大豆を炒った粉で作ったもの)、

巻煎餅、昆布、湯葉、蜜柑、栗、柿など」

と記載されております

下線部2箇所に補足説明をさせていただきますと

小餅(華束ともいう) 

ご近所のお団子とかおはぎなどを販売しているお店の店頭に

「お華束」と銘打って 丸い小餅が並んでいたりします

日本は 「お米」を最も大事にしてきた歴史ですので

「餅のおそなえもの」が 「この現世で考えられる最高級のもの」

という解釈で 仏様に最も近いところにお供えされ

「御供物」の中で 最重要という位置づけになっています

戦前戦後あたりのお話で 御本山門前町に 

「御供物司」とは別に 「御華束司」といって 

お餅を専門に扱う御用達のお家がありました

その辺の時代は 激動でしたから

その御華束司のお家は 廃業されることになり

その家が保有していた 「御本山でお餅を扱う権利」を

ワタクシの 曾おばあさんの代に売りに来られて

高く出して買い取った・・・というオハナシを

父から聞いております


もうひとつの下線部 紅梅糖(餅米で作ったもの)
 
これは おそらく記載ミスで

紅梅糖ではなく 紅梅香(こうばいこう)と呼んでいる落雁のことです

落雁は 砂糖と餅米から作りますので 説明は合っております

だいぶ上の方ですが 最初の画像で

3色で渦巻きなっている御供物が 「紅梅香」です

                           To be continued …


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