2012.04.25 Wednesday 11:00

御供物 彩色餅

前回 「浄土真宗本願寺派 御供物」の

お仏壇にお供えされているイメージをお見せ致しました


文化・風習・伝統といった類のことの中には

それに携わってきた先人達が

当たり前にしてきたことでも

あまり正確な記録がなかったり 

多くを語られる機会が少ないものもあり

この画像も なにがなんだか よく分からない方も

いらっしゃるかもしません・・・

そこで 「御供物」に関して始まったこの連載!!

御本尊を中心に左右対称にお供えされるので

これは 向かって右側の画像ですが

これと同じセットが左側にもございまして

画像の一番左側 すなわち 御本尊に一番近いところに

お供えされている御供物がこれです


名前は 「彩色餅」 さいしきもち と言います

要は 「お餅」の御供物で

サイズによって 3色 もしくは 4色に 塗り分けます

こちらは 3色版ですが 前出の全体画像は4色になっています

この色合ですが いつ頃かこうなったのかは記録は残っておりません

上から 濃青・赤・水色・黄色 と決まっています

幾百年の間 この「彩色餅」の御供物は

御本尊の一番近いところに お供えされ続けています

ご葬儀のときは 形は同じで 着色せずに

「白餅」として お供えされます

浄土真宗本願寺派の御本山である 西本願寺で

毎年1月9日から 御正忌報恩講法要がありますが

この法要でお供えされる「彩色餅」に限り

干柿と橙と葉を 御供物の頭部に加えます

本当に 普通の「お餅」ですから

お日持ちは お餅をつくった 次の日には

もう硬くなり始めてしまいます

そして そのまま自然にカビが発生してきますので

速やかに 「御供物ほどき」をされるのが良いかと存じます


「御供物ほどき」 というのは

御供物を バラバラに分解して

お餅や落雁の部品を 門徒の皆様でお分けいただいて

お家の御仏壇にお供えしていただくことをいいます


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